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科博2014 自然史 ブログトップ

イヤイヤから好き好きへ?? [科博2014 自然史]

先日の科博講座は盛口満先生の講義でした。

 

盛口先生は著書がたくさんあって、これがまた楽しいのでまず紹介します☆

 

わたしがひっかかったのは「イヤムシずかん」。

身近な虫、とくに嫌われている虫「イヤムシ」のことを

「好き」というより「興味を持つ」ようにクイズ形式で紹介してくれています。

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身近で嫌いな虫、ゴキブリ(講義中ではゴキブリの事をGと呼んでいました(笑))のことも!!

 

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この本の絵も先生が描いているんですよ。

すんごく綺麗で見ているだけで楽しくなります。

というか。。。Gは特にリアルでちょっと怖いのですが。。。

 

他にも果物、野菜についての本、

昆虫の描き方についての本もあります。

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大人から子供まで

苦手な野菜、昆虫も好きになれそうな本たちです。

 

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先生ならではの楽しく興味を持てる視点で

かつ、きちんと学術的にも勉強できます。

倍率や基本の体のつくりなどはしっかり描きこんであります。

 

お子さまの夏休みの間にも興味もってくれたら嬉しいなー♪

自由研究のヒントにもなるかもしれませんね。

おススメです!!

 

さて

講義の内容は。。。


沖縄の昆虫の話から生徒さん話から植物の話、食べ物の話と多岐にわたりました。


講義中盤になると

紙皿と箸が配られ、先生がつくった沖縄そばや

沖縄でとれる材料でつくったお菓子なども配られ試食しながらの講義です。


植物は実際の葉や枝なども持参くださいました。


 

先生は現在沖縄で教鞭をとっていらっしゃいます。

元は関東生まれ、長く埼玉の中、高校の理科の先生です。


なるほど、生徒さんと楽しみながら自然の事を教えていらっしゃるのが良くわかります。

本も講義も楽しいです!


 


現在盛口先生の行なっている調査は

沖縄のおじい(おじいさん)、おばあ(おばあさん)の実体験の話を聞きながら

沖縄ならではの植生~自然と共に暮らしている生活まで調べていらっしゃいます。


今回は植物のソテツの沖縄での利用法などを紹介くださいました。

沖縄の歴史から暮らしから戦争体験までも植物から見えてきます。

 

これまでの科博の講義は

宇宙や何億年前の事をひもといていく研究の講義だったので

「想像」して楽しい世界でしたが

今回は、今、現在の沖縄の自然についての講義でとても身近に感じました。


 

私は、手仕事フォーラムという会で何度か沖縄を訪れ

沖縄の工藝、歴史などに少し触れており

沖縄という土地はとても興味があったので

講義後に盛口先生に沖縄の自然について少しお話を伺いました。

 

気になったのは

「このところ沖縄でも植生が変わってきているし

植生、植物と沖縄の暮らしの密着性を調べるのも

今後10年が勝負だと思います。

実体験をしているおじい、おばあも少なくなってきているしね。」


 

ちょっと寂しい言葉でした。

10年後には「もともとの日本らしい生活」が無くなってしまう。

知っている人も居なくなってしまう。

自然豊かな日本が消えてゆくような。。。


 

日本は四季があり南北の島国で

多岐にわたる面白い自然があふれる国で

そこに暮らす人々も自然に密着していることを

もっともっとたくさんの人に知ってもらいたい。と感じました。


 

楽しい講義のなかにも、先生の自然への熱い思いが伝わった講義でした。

 


Gを好きになるかは別ですが、ちょっと虫にも興味は持てました。ははは。

昆虫の絵は無理かもしれませんが、植物の絵は描いてみようかなー!

盛口先生、ありがとうございました。

今後の沖縄の自然調査も楽しみにしております。


 

そして自然についての研究は、身近なところにもあるな、、と感じました。

 

私は花屋をやっていて

園芸種の植物しか提供できませんが

自然や動植物によってホッとできたり楽しい空間を伝える事ができれば。。

今出来ることはそんなちいさな事ですが

自然について何か感じてくださると嬉しく思います☆


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「国内外来魚」ってご存知ですか?メダカの飼い方についてお願い☆ [科博2014 自然史]

先日の国立科学博物館の講義は、魚についてでした。


 

そこで初めて知った言葉が

「国内外来魚」という言葉です。


皆さん、ご存知でしょうか?

 

国内の、でも外来種の魚??とは??


主に観賞用として人の手によって飼育され産まれてきた魚のことです。


特に今、「メダカ」の国内外来魚が環境問題になっていることを知りましたので

ここで少しお伝えしますね☆


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ペットショップで売られているメダカは

「国内外来魚」と思ってください。

 


元来メダカというものは

その地域に住んでいる固有の種です。

「東京メダカ」「藤沢メダカ」っていう名を聞いた事あります。

 

分類学的にいうと「メダカ」という和名は廃止され

北日本日本海側の自然固有種【キタノメダカ】、

南日本から北日本太平洋側の自然固有種【ミナミメダカ】

の2種類と変わったそうです。


キタノメダカが新種です。この何年かでやっと分類されてきている状況です。


 

そのような地域の固有メダカが住んで居た所に

人が飼育していた観賞用のメダカを放してしまった為に

元来の固有メダカが絶滅危惧種となってしまっています。

国内外来魚が、生態系を壊してる現状がわかってきています。

 


今は観賞用に多くの変わった種のメダカ、高値のメダカが売られています。

もちろん観賞用に飼育するのは構わないのですが


「飼えなくなったので。。。」

とか

「増えすぎてしまったので。。」

とか


【人の勝手な理由】で

地域の川や沼などに放流してしまったが為に

元来の固有種が消えて、生態系が壊れてきています。


 駆除する魚は外国の魚、ブラックバスだけの話ではありません。


 

メダカはメダカでも

きちんと「観賞用メダカ」「ペットメダカ」と「固有メダカ」の区別を認識して

飼う人が認識して育てないといといけません。

 


きっと皆さんが目にしているメダカは観賞用メダカです。

【ヒメダカ】も観賞用ですよ。ペットです。


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「小さい魚だから大丈夫!!」「もともと川に住んでいたでしょ」と

勝手に思い込まないでください。川で育っていません。


 

我が家でも6年近くメダカを飼っていますが

そこまで認識を持って飼ってはいませんでした。

しかし

グリーンガレージマーケットでもメダカを店頭に置いて

「メダカ飼育は楽しいよ!」と提案していることですし

飼育方法をきちんとお伝えしていこうと思っています。


 

決して自然に放流しないこと、最後まで責任持って育てること。


 

これからの日本の生態系にも関わる事ですので

ペットショップの方にも是非広めて欲しい状況です。

 

学校でメダカ飼育して、家に持ち返させるケースも多いので

先生は、生徒さんとその親にきちんと飼い方を伝えて欲しいです。


 

講座の先生もおっしゃっていましたが

「魚は悪い事はしていない。壊しているのは人間です。」


私もそう思います。

観賞用の魚だって、魚ですし、とっても可愛いです。厄介者ではありません。

駆除されるなんて可哀想です。


 


魚はまだまだ自然界で新種がたくさん見つかっていて

これからも美味しい、楽しい、びっくりな魚に出逢える可能性があります。


わたしたちの楽しみの為にも壊すのはやめましょう。


 


水草も同じです。

売られているものはほぼ「観賞用」です。

海外から持ち込まれたものもたくさんあります。

放流するのと生態系を壊すので

水草の一部でも下水に流すのもやめましょう。


きちんとご家庭で処理してくださいね。


 

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メダカと水草を愛するものとしてお願いです。


 

わかり易いサイトを見つけましたので

こちらも是非ご覧いただき、ご理解お願いいたします☆

東京ズーネット


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日本の自然史 科博でお勉強〜 [科博2014 自然史]

先月から上野にある国立科学博物館にて
日本の自然史についての勉強に行っています。

勉強といっても、科博の研究員の先生方が現在までの研究について教えてくれる講座です。
講座は大学生向きなので、頭が高校生でストップしている私でも大丈夫です。
とってもわかり易く、資料や映像も交えて楽しく教えて下さっております。
講義に何とか付いていけて、ホッとしています。笑。

全体講座内容は「日本列島の自然史」。
15回講義で、各回内容は
地学から太陽系から植物、魚、動物、、などなど。。日本にまつわる自然史全般が学べます。

昨日の科博での講義は「日本列島はどのようにしてできたのか?」
主に地学、鉱物の話。
ひとが誕生するもっともっと前の話なので
なかなか頭が何億年前まで遡ることができなく混乱><

しかし頭がタイムスリップをし始めると
地層から出てくる化石や鉱物、絶えた動物などから
昔の日本の創造での森が広がってきます。
以前、日本海は無く、マングローブの森が広がっていて
動物などが歩けるくらいの水深だったと考えられているらしい。。

それにしても私が20年前に習った時点より
もっと研究が細かくなってきていて解明が進んでるんですね〜
昔、教科書に書いてあった事は嘘です、、何て事も。。
知らなくても困らないけど、知っていると楽しい^^

科博から帰りの山手線に乗って秋葉原まで来ると
何億年までタイムスリップした頭が今の時代に強制的に戻されました。
東京のキラキラさは罪だわ。笑。

ちなみに15日まで「石の世界と宮沢賢治」展が行なわれています。
石の研究にも熱心だった宮沢賢治。
賢治の研究は植物だけではなかったのです〜
しかも本格的に誰よりも研究していたようです。
文学などで「岩」「石」「砂」「砂利」などの表現はあっても
鉱物名がきちんと書かれているのは賢治文学だけらしいです。

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東北で今まで宮沢賢治くらいしか鉱物研究していなかったのでは?というくらい
宮沢賢治が使っていた顕微鏡や鉱物名が書かれたサンプルなどが
昨今見つかっているのがこの展示でわかります。

展示説明下さった横山先生。
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横山先生の講義は先月、初回に行なわれました。
地学が専門で名誉研究員の先生ですが、とっても気さくで楽しい先生でした。
高校の時の恩師物理の先生に似ている〜笑。

この写真の鉱物サンプルは3年前に東北大学から見つかったそうです。
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宮沢賢治直筆で鉱物名が記載されています。

3年前まで誰も気付かなかったのは
地学は人気がなく、だれも研究していなかった証拠らしいです。
先生は苦笑しておりましたが
賢治ファンにはたまらないレアものです^^

賢治文学に出てくる鉱物も文学とともに展示してあります。
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宮沢賢治と自然史との関わりは深いので
石の世界だけでなく、動物、植物とも研究して展示したいのだけど
文献を読むのが大変、展示も大規模になるので
今は出来ていないが、、やってみたい!と横山先生は仰っておりました。

宮沢賢治好きの私も気付かなかった石の世界。
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是非、ご覧下さい〜♪

知れば知る程
日本っていろいろな地質から出来上がっているのもそうですが
植物、気候、風土。。多種多様でとっても面白い国ですね。

この国に産まれて幸せだなぁ。。と
帰宅後に一杯飲みながらつくづく思うのです。笑。
感謝です☆

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